04/December
熱中症で救急搬送される人のうち、65歳以上の高齢者が半数近くを占め、発症場所は約40%が住居(敷地内)というデータもある中、2018年度のエアコン出荷は過去最高を記録したそうです。
機械力に頼らざるを得ない環境とは言え、エアコンの風が苦手という方も少なくはありません。そんな方におススメなのが、パッシブな暮らし。
25年前から注目していた「パッシブの考え方」。独自開発したエアムーブ工法は、パッシブエネルギー(太陽の熱と空気と地熱)を味方につけることで、化石燃料に頼らずに夏涼しく冬暖かい住環境を実現する技術です。いわば「自然の空調」付きの高気密・高断熱住宅なのです。
エアムーブ工法は、壁と屋根の断熱材の外側に空気の通り道「通気層」があるのが大きな特徴です。この通気層は建物の内部とつながっていて、夏は室内にこもりやすい熱気と湿気を外部に排出し、冬は小屋裏にあつまる暖かい空気を家じゅうに運ぶための〝仕掛け〞がほどこされています。
冬はとくに、パッシブエネルギーが活躍します。日中に屋根・外壁から採り込んだ太陽 熱を床下で蓄熱し、夜放熱。暖かい空気が通気層を通じて床下から小屋裏までのルートを動き続けることによって、電気を使わずに1日じゅう家じゅうを暖かくするのです。
一般的に建物の基礎を断熱する方法はシロアリが大敵です。基礎に貼られた断熱材は、シロアリにとって格好の標的となります。
蟻道を作りながら土台部分にたどり着くと、木材を餌とするシロアリは
05/December
衣替えができるってどんな仕組みでしょう。
一般的な住宅は、夏の暑さや冬の寒さは冷暖房機を稼働することで解消しています。エアムーブ住宅は機械力に極力頼らず、家の基礎部分と棟部分を開閉する
04/December
近年、サッシ・断熱材などの性能が良くなり高気密・高断熱化の住宅が多くなりました。その反面、冬の結露、夏の湿気・熱気、有害物質によるシックハウス症候群などの弊害もうまれています。従来の「室内だけの
21/December