04/December
太陽熱の利用と聞くと熱を集熱器に集めて、給湯や冷暖房などに活用するシステムをイメージすることが一般的ではないでしょうか。エアムーブ住宅の太陽熱利用は、建物自体に直接熱を集め、床下コンクリートや壁から屋根に続く空気層を温めます。温まった空気はゆっくり家全体に廻っていきます。実際に太陽熱を熱源として取り入れた場合、建物にどのような変化が見られるのか、実験棟を2棟建てて計測してみました。(実験棟/沼田市白沢町自社工場敷地内)
日射により室温が上昇する時間帯として午後2時を設定し、2階南部屋を対象として室内温度の発生頻度を算出しました。なお、測定中は窓を閉め切り、暖房機をつけていない状態で行いました。エアムーブ棟のグラフは温度が上昇するにつれ、高気密高断熱棟より右側に現れます。暖房機がない状態で上昇する要因は日射量と考えられます。両棟とも窓から差し込む日射量は同じですので、エアムーブ棟は太陽熱を利用して室内を暖める効果があることがわかります。
エアコンや暖房器具の設定温度も下げられ、身体にもストレスの溜まらない自然の暖かさは省エネでおサイフにやさしい暮らしが実現できます。
冬のダイレクトゲイン(日射取得)はパッシブハウスだからこそ。
エアムーブ住宅は太陽熱という自然のエネルギーを利用するパッシブハウスです。寒い時期に、
23/December
建物の基礎部分を断熱材で覆うと省エネ住宅になる!?
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熱中症で救急搬送される人のうち、65歳以上の高齢者が半数近くを占め、発症場所は約40%が住居(敷地内)というデータもある中、2018年度のエアコン出荷は過去最高を記録したそうです。
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